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2022.04.01
玉ねぎ
EVE編集部

キッチンの常備野菜、通年で手に入る優等生

玉ねぎは一年中手に入りやすく、価格も安定しているお手軽野菜の代表選手。生でも加熱しても食べられるので、常備している方も多いのではないでしょうか。玉ねぎには、他の野菜に多く含まれているビタミンやミネラルといった成分がほとんど含まれていません。その代わり、玉ねぎ特有の栄養素が多く含まれています。その中でもダイエットに有効な注目成分は、「ケルセチン」「オリゴ糖」「食物繊維」「硫化アリル」です。
「ケルセチン」は、玉ねぎの皮に多く含まれているポリフェノールで、強い抗酸化作用を持つと言われています。デトックス効果も高く、新陳代謝の促進をサポートしてくれます。「オリゴ糖」は腸内の善玉菌を増やす役割があるので、「食物繊維」と一緒に摂取することで腸内環境を整えてくれます。他に、玉ねぎを切った時に涙を出す成分「硫化アリル」は、血液をサラサラにする働きがあり、動脈硬化や血栓予防につながります。
新陳代謝を促しデトックス効果と血流アップをサポートしてくれる玉ねぎは、ダイエット野菜の優等生です。生でも加熱しても美味しい玉ねぎは毎日食べるように心掛けましょう。

玉ねぎは水に弱いので、調理方法に工夫を

玉ねぎは水にさらすと栄養素が逃げてしまうので、調理法には工夫が必要です。サラダなど生で食べたいときは、スライスした玉ねぎを皿の上に広げ「空気にさらす」ことで独特の辛みを抑えることができます。玉ねぎはビタミンB1の吸収を助ける働きがあるため、疲れが溜まっている時などは豚肉や緑黄色野菜と一緒に食べるといいでしょう。買うときには、丸みがあって硬いもの、皮の色が濃くて乾いているもの、根が伸びていないものを選び、風通しがよく乾燥しているところで保存しましょう。ただし、切ったものはラップをして冷蔵庫へ。

ケルセチン

玉ねぎの皮やお茶などに多く含まれるフラボノイド(ポリフェノールの一種)で、アレルギーを緩和する効果も報告されています。

オリゴ糖

ヒトの消化管ではそのまま消化・吸収できない「難消化性糖質」であるため、カロリーは通常の糖質の半分で、1gあたり2kcalです。

食物繊維

「ヒトの消化酵素で分解されない食物中の総体」と定義されており、体内には吸収されませんが、健康のためには重要な役割を果たしています。

硫化アリル

血栓の生成を予防し、血中コレステロールの増加抑制、インスリンや胃液の分泌促進、発汗促進などの働きがあります。

 

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