食材便利帳
2024.08.01
なす
EVE編集部
東洋医学で夏は「心」の季節です。なすは体を冷やす効果があり、血液の流れを良くする働きがあります。また、利尿作用があるため、むくみを減らしたり、食欲がない時や胃の調子が悪い時にもオススメの食材です。夏に失いがちなビタミンやミネラルも豊富で、免疫力を上げたり骨の健康を維持したりする効果もあります。なすの皮の紫色の色素は「ナスニン」という強力な抗酸化物質で、細胞を保護する働きが強いため、夏の日差しを浴びた肌の炎症を抑えます。他にも、動脈硬化、高血圧、認知症予防にも効果が期待されています。ナスは90%以上が水分で、低カロリーなため、ダイエットにも適した野菜です。夏でも冷房で体が冷えると感じる場合は、しょうがやねぎのような体を温める食材と一緒に食べるとよいでしょう。