食材便利帳
2017.09.03
こんにゃく
EVE編集部
ダイエットに
こんにゃくは、食物繊維のかたまりなので、ほとんどカロリーがありません。こんにゃく芋に含まれる”グルコマンナン”は、水溶性食物繊維ですが、凝固剤によって固められているので、不溶性食物繊維に変わっています。そのため、消化の悪い状態になっているので、よく噛んで食べましょう。
乾燥肌ケアに
こんにゃく芋に含まれる”グルコシルセラミド”には、肌にうるおいを与えるセラミドを作り出す酵素を活性化させ、肌の水分量を高める働きがあります。また、かゆみを引き起こす神経の働きや、かゆみの原因となる因子の働きを抑制して、かゆみの発生を抑える働きもあると言われているので、乾燥によるかゆみにお悩みの方にもおすすめです。
★乾燥肌対策になるこんにゃくの選び方・食べ方★
≪選び方≫
グルコシルセラミドは、「こんにゃく芋」から作られたこんにゃくにのみ含まれています。こんにゃく粉から作られたものは、こんにゃく芋からこんにゃく粉にする過程で栄養素が抜けてしまっているので、乾燥肌ケアには「こんにゃく芋」から作られた生芋こんにゃくを選びましょう。
≪食べ方≫
こんにゃくは凝固剤によって固められているため、よく噛んだ程度では、グルコシルセラミドは充分に吸収できません。ミキサーなどで砕き、身体に吸収されやすい状態にして食べましょう。