食材便利帳
2017.01.12
小松菜
EVE編集部
ほうれんそうと小松菜、どちらも冬が旬の野菜ですが、東洋医学では、ほうれんそうは身体を冷やし、小松菜は身体を温める性質があると考えられています。さらに、女性に欠かせない鉄やカルシウムも、実はほうれんそうより多く含まれる野菜です。
身体を温める
東洋医学では、小松菜は身体を温める性質があると考えられています。また、喉や粘膜の健康を守るβ-カロテンや、免疫力アップに欠かせないビタミンCも含まれているため、風邪などの予防効果も期待できます。
鉄の吸収をサポート
鉄というとほうれんそうに多く含まれていると思われていますが、実は、鉄の含有量は小松菜の方が上です。さらに、鉄分の吸収をサポートするビタミンCも含まれているので、貧血予防にもオススメです。
乾燥対策に
小松菜は、薬膳では滋陰類(じいんるい)といって、身体をうるおす働きのある食材に分類されています。乾燥が原因で起こる喉の痛みや咳、肌荒れなどの改善に用いられます。また、小松菜に多く含まれるカルシウムには、肌の細胞同士のつながりを強くして、バリア機能を高め、乾燥から守る働きがあります。