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2022.04.01
海藻類
EVE編集部

ミネラルや食物繊維が豊富なダイエットの強い味方

海藻類は古くから日本人に親しまれてきた食材です。ご飯によく合うのりや、味噌汁のわかめ、出汁をとるのに欠かせない昆布など、毎日何かしらの海藻類を食べているのではないでしょうか。多くの海藻は乾燥して保存できるため、買い置きしている方も多いかと思います。
海藻とは、海中に生息する藻類で、胞子によって繁殖する植物です。地上の植物とは異なり、根・茎・葉に分かれていないのも特徴です。海藻は生息する場所の日光量によって「緑藻類」「褐藻類」「紅藻類」の三種類に別れ、食感や栄養素に違いが生じます。
最も浅い場所に生息する「緑藻類」には、のり、あおさ、海ぶどうなどがあります。昆布やわかめ、ひじき、もずくは「褐藻類」。寒天の原材料であるてんぐさやふのりは「紅藻類」に分類されます。
海藻の栄養素には熱に弱い性質のものがあるため、加熱しすぎないようにしましょう。昆布で出汁をとるときは水から加熱し、沸騰する前に取り出します。味噌汁にわかめを入れるときも、沸騰させないようにしましょう。調理法を少し意識することで、健康効果を失わずにおいしさも保つことができます。
島国である日本は、地域によって採れる海藻もさまざまなので、取り寄せてみるのも楽しそうですね。色や食感を楽しみながらさまざまな海藻を食べるようにしてください。

アルギン酸

アルギン酸は、海藻のぬめり成分で、海藻の主成分である水溶性食物繊維です。満腹感を得ることができるため、摂取カロリーの調整に役立ちます。他に、腸内環境を調え便秘を解消してくれたり、高血圧を予防したり、コレステロール値を正常に保って動脈硬化を予防したりする働きをします。

フコイダン

フコイダンもぬめり成分のひとつで水溶性食物繊維です。糖質の吸収を抑えて血糖値の急激な上昇を抑制したり、脂肪の吸収を抑える効果もあるとされているため、ダイエットには最適です。近年では、がん細胞を死滅させる働きがあることが報告されている注目の成分です。

カルシウム

カルシウムは、骨や歯を作るのに欠かせないミネラルで、海藻には牛乳よりも多くのカルシウムを含んでいます。筋肉をスムーズ動かしたり、血液を固める効果もあります。精神を安定さイライラを解消する効果もあるため、不眠気味の時や心配事があるときにもとってほしい栄養素です。

ヨウ素

ヨウ素は、甲状腺ホルモンを作るミネラルです。代謝や体の成長を促進する甲状腺ホルモンは、肌や髪に潤いを与える働きがあるため、不足しないようにしたい栄養素です。ただし、過剰摂取は逆に甲状腺機能を低下させてしまうので要注意です。常識的な量ならば問題ありませんが、食べ過ぎには気を付けましょう。

鉄は、血液中の赤血球に含まれるヘモグロビンの材料です。鉄が不足すると赤血球が十分に作られず、貧血の原因となります。貧血の状態では、全身に酸素や栄養素が行き渡らなくなり、疲れがとれなかったり、肌が荒れたりと、さまざまなトラブルの原因となります。

 

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