食材便利帳
2018.10.10
柿
EVE編集部
ビタミンCがたっぷり
柿はビタミンCが豊富なフルーツで、柿半分(100g)で1日の推奨量の70%を摂ることができます。ビタミンCは、体内に貯蔵できる量が限られているので、こまめに摂りましょう。
カロテノイドで免疫力アップ
強い抗酸化力があり、皮膚や粘膜の健康を保つ働きのあるβ-カロテンは、喉や鼻をケアして、ウイルスから身体を守るために欠かせない成分です。柿には、β-カロテンの中でも免疫力を高める働きのある”β-クリプトキサンチン”と呼ばれるカロテノイドが含まれています。β-クリプトキサンチンは、皮の部分に多く含まれているので、よく洗って皮ごと食べましょう。
タンニンで抗ウイルス
柿の渋み成分である”タンニン”は、インフルエンザやノロ、ロタなど12種類のウイルスに対して抗ウイルス作用があることが分かっています。渋み成分ですが、甘柿が熟す過程でタンニンが溶けにくい状態になるため、渋みを感じなくなった甘柿にもタンニンは含まれています。タンニンも皮の部分に多く含まれているため、風邪予防には皮ごと食べるのがベストです。
柿は、加熱することで抗酸化成分が増えるので、加熱して召し上がるのがおすすめです。