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2022.04.01
ごま類
EVE編集部

古くから世界中で愛されている栄養豊富な食材

ごまの栄養の半分は脂質です。リノール酸やオレイン酸といった不飽和脂肪酸が豊富で、免疫力を上げたり、血液をさらさらにしたりする効果があります。
ごまは古くから世界のさまざまな地域で栽培されてきました。かのクレオパトラは若さを保つために、ごま油を体に塗っていたといいます。現在でもインドの伝承医療、アーユルヴェーダでは薬剤としてごま油を使用しています。世界最古の医薬書である「神農本草経」では黒ごまを「不老不死の妙薬」として記しています。
日本に渡ってきたのは縄文時代で、仏教が渡来してからは、精進料理の食材として重宝されました。ごまはタンパク質も豊富で、肉食がタブーであった僧侶にとっては大豆ともに大切なタンパク源でした。
ごまには特有の機能性成分があり、約1%しか含まれていない「ゴマリグナン」には、主にセサミン、セサモリン、セサモール、セサミノールの4つがあります。その中でもセサミンは肝臓の働きを助けたり、コレステロールの代謝を助けたり、血圧を下げる効果があったりと、医療の側面からも注目されている成分です。活性酸素の活動を抑える効果もあるためアンチエイジングの効果も期待できます、
黒ごまには色素成分の「アントシアニン」という抗酸化物質も含まれているため、よりアンチエイジングの効果が期待できます。

料理にスイーツに、使い方はいろいろ

ごまはさまざまな料理のアクセントとして重宝する食材です。また、ごま油や練りごま、ごまドレッシングなど加工されたものも多く、毎日の食卓に取り入れやすい食材といえるでしょう。
ごまを食べるときに注意して欲しいのは「消化」です。ごまは皮が固く、そのままで食べたのでは栄養素の吸収を妨げてしまいます。効果的に栄養素を吸収するには、フライパンなどで煎ったり、すり鉢ですったりして皮を壊すことです。香りも良くなるので、一手間かけることをオススメします。ご飯やサラダにかけたり、味噌汁やスープに入れたり、鍋料理のタレに入れてもいいでしょう。アイディア次第で使い方は広がります。
ごまはスイーツにもよく用いられます。セサミクッキーや黒ごまプリン、ごませんべいに黒ごま団子。中華まんの黒ごま餡も日本のあんことひと味違って美味しいです。甘い物が食べたいときは、小麦と砂糖でできているものより、ごま入りのものを選んでみましょう。

 

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鶏肉の和風ポトフ鍋

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